海外子会社への技術データ提供と外為法対応
輸出安全管理体制の構築1 事案の概要 IT・ソフトウェア開発企業から、海外開発拠点との技術データ共有について相談を受けた事例です。 同社は、ベトナムとインドに開発子会社を持ち、日本本社と海外拠点の間で、ソースコード、設計資料、暗号関連技術、仕様書、開発ノウハウなどを日常的にやり取りしていました。また、日本人エンジニアが現地へ出張し、海外子会社のエンジニアに対して設計思想や実装方法を指導することもありました。 ...
海外出張時のハンドキャリー輸出トラブルを回避した事例
輸出安全管理体制の構築1 事案の概要 自動車部品メーカーから、海外工場で発生した設備トラブルへの緊急対応について相談を受けた事例です。 同社では、海外工場の生産ラインで不具合が発生し、日本本社の技術者が急遽現地へ出張することになりました。技術者は、現地でのトラブルシューティングに必要な交換用の試作部品と計測器をスーツケースに入れ、空港から出国しようとしました。 ところが、出国時の税関検査で呼び止められ、税...
キャッチオール規制のレッドフラグ
輸出安全管理体制の構築【相談の背景】 依頼者は、従業員約300名の機械部品商社です。国内外のメーカー向けに、各種製造装置や産業機械の部品を販売しており、海外顧客との取引も日常的に行っていました。 今回、営業部門に対し、中国の新規顧客から大口の引き合いが入りました。対象となったのは、炭素繊維関連の製造装置に用いられる部品です。取引金額は大きく、利益率も悪くありません。営業担当者にとっては、売上目標の達成に直結する...
メーカー廃業により該非判定書を取得できない中古工作機械
輸出安全管理体制の構築【相談の背景】 依頼者は、従業員約20名の中古機械輸出業者です。国内で使用されなくなった工作機械や産業機械を買い取り、海外の工場や商社に販売する事業を行っていました。 今回問題となったのは、約20年前に日本国内で製造された大型工作機械です。東南アジアの工場から引き合いがあり、依頼者は現物確認、価格交渉、輸送手配まで進めていました。買主側も、現地工場の生産ラインで使用する予定であり、早期の納...
サボテン種子オイル配合美容液の輸入差止め
ワシントン条約違反の対応【相談の背景】 依頼者は、従業員約10名の化粧品輸入販売会社です。海外メーカーから天然由来成分を配合した美容液を仕入れ、日本国内で販売する予定でした。 問題となった商品は、南米のメーカーから新たに輸入した「サボテン種子オイル配合」の美容液です。依頼者としては、オーガニック原料を使用した高付加価値商品として、発売時期に合わせて販売計画を進めていました。 ところが、商品が成田空港に到着し...
