コラム |通関士資格所有の輸出管理・税関事後調査に強い弁護士

ローズウッド材を使用したギターの海外輸出

【相談内容】 当社は、ギターやウクレレを製造・販売している楽器メーカーです。近年、海外からの注文が増えており、今後はアメリカやヨーロッパの代理店に向けて、当社製品を輸出する予定です。 当社のギターには、指板(フィンガーボード)やボディの一部に「ローズウッド(紫檀)」と呼ばれる木材を使用しているものがあります。以前、ニュースで「ローズウッドがワシントン条約で規制対象になった」と聞いたこと...

ウチワサボテン種子オイル配合化粧品の輸入

【相談内容】 当社は、化粧品の輸入販売業者です。現在、南米のメーカーから、オーガニックの「ウチワサボテン種子オイル」を配合した美容液を輸入し、日本国内で販売する計画を立てています。 すでにサンプルを取り寄せたところ品質は良好で、日本で販売するための薬機法対応も進めています。ところが、通関業者から「サボテンはワシントン条約に関係する可能性があるので、事前に確認してほしい」と指摘されました。 ...

木材・楽器・皮革製品…意外な規制対象と許可申請手続き

前回はワシントン条約(CITES)の全体像について解説しました。今回は、企業の実務担当者が特に見落としがちな「具体的な規制品目」と、必要な手続きについて掘り下げていきます。 「うちは動植物を扱っていないから関係ない」と思っているメーカーや商社の方こそ、要注意です。特に、木材を使用する家具や楽器メーカー、成分に天然由来物を使用する化粧品・製薬メーカーにとって、ワシントン条約は輸出管理上の大きな...

輸出入における「ワシントン条約(CITES)」の基礎知識-動物だけじゃない?木材や化粧品も対象

「ワシントン条約」と聞くと、パンダや象牙、絶滅危惧種の動物を思い浮かべる方が多いでしょう。「うちはペットショップではないから関係ない」と思っていませんか? 実は、ワシントン条約(CITES)の規制対象は、生きた動物だけではありません。バッグやベルトに使われる皮革製品、漢方薬の原料、化粧品の成分、そして家具や楽器に使われる木材なども対象となります。 メーカーや商社が、知らずにこれらの原材...