海外出張時のハンドキャリー輸出トラブルを回避した事例
輸出安全管理体制の構築1 事案の概要 自動車部品メーカーから、海外工場で発生した設備トラブルへの緊急対応について相談を受けた事例です。 同社では、海外工場の生産ラインで不具合が発生し、日本本社の技術者が急遽現地へ出張することになりました。技術者は、現地でのトラブルシューティングに必要な交換用の試作部品と計測器をスーツケースに入れ、空港から出国しようとしました。 ところが、出国時の税関検査で呼び止められ、税...
キャッチオール規制のレッドフラグ
輸出安全管理体制の構築【相談の背景】 依頼者は、従業員約300名の機械部品商社です。国内外のメーカー向けに、各種製造装置や産業機械の部品を販売しており、海外顧客との取引も日常的に行っていました。 今回、営業部門に対し、中国の新規顧客から大口の引き合いが入りました。対象となったのは、炭素繊維関連の製造装置に用いられる部品です。取引金額は大きく、利益率も悪くありません。営業担当者にとっては、売上目標の達成に直結する...
メーカー廃業により該非判定書を取得できない中古工作機械
輸出安全管理体制の構築【相談の背景】 依頼者は、従業員約20名の中古機械輸出業者です。国内で使用されなくなった工作機械や産業機械を買い取り、海外の工場や商社に販売する事業を行っていました。 今回問題となったのは、約20年前に日本国内で製造された大型工作機械です。東南アジアの工場から引き合いがあり、依頼者は現物確認、価格交渉、輸送手配まで進めていました。買主側も、現地工場の生産ラインで使用する予定であり、早期の納...
M&Aで見落とされがちな輸出管理リスク
輸出安全管理体制の構築センサー技術を持つメーカー買収時に確認すべき法務デューデリジェンスのポイントとは? 【相談内容】 製造業の経営企画部門に所属しています。事業拡大の一環として、優れたセンサー技術を持つ中堅メーカーであるA社の買収を検討しています。A社は国内販売だけでなく海外展開にも積極的で、海外売上比率は約40%に達しています。輸出先は中国、欧米、アジア各国など幅広く、世界中の顧客に製品を販売しているようです。...
退職技術者による製造ノウハウ持出しと営業秘密侵害への対応
輸出安全管理体制の構築【相談内容】 当社は、精密部品を製造するメーカーです。先日、長年にわたり開発部門の中心メンバーとして勤務していた技術者が、「実家の家業を継ぐ」と説明して退職しました。ところが数か月後、その元従業員が実際には中国の競合メーカーに転職し、高待遇で迎えられているらしいことが分かりました。 不審に思い、社内のアクセスログや端末利用履歴を確認したところ、退職直前に、当社の核心的な製造ノウハウに関する...
